小学生少年の大ピンチ!
2022年2月21日 小学館より発売
作 鈴木のりたけ
縦21センチ 横19センチ 表紙には牛乳をこぼしている小学生の男の子が描かれています
表紙はツルツルとしていて光沢があります
各ページにはピンチ項目がレベル別で示されていて
どのピンチも常日ごろから起きてしまうピンチ
きっと小学生の男の子にはとてつもないレベルのピンチなのでしょう
どのピンチにもしまった やってしまったという表情は描かれていますが
男の子はピンチに負けてはいません
どんなピンチにも立ち向かい、小学生ながら一生懸命対応しています
ピンチの対応時はいつも真剣な顔
そしてピンチをくぐりぬけどんどん自身のある表情にもなっていきます
私の息子も小学生の息子がいます
日々の失敗や、ピンチはこのような気持ちなのかな
失敗しても、困難な時も逃げずに立ち向かってほしいな
失敗は本当の失敗ではないし、失敗に対して何もできないことが本当の失敗なんだよと教えました
大人も失敗することがある でも大丈夫
大人にだってピンチはつきもの
仕事にだってピンチはあるし
生活にだってピンチは訪れる
でもこの『大ピンチずかん』を読むとどんなピンチも失敗も大したことないと思えてくる
そして次!と前を向ける気がする
いつまでもピンチや失敗に対してくよくよしたり、落ち込んでいても時間がもったいない
ちょっといつもの自分より気持ちが強くなれる本です
作 鈴木のりたけ
1975年、静岡県浜松市生まれ
グラフィックデザイナーを経て絵本作家となる
代表作は『ぼくのトイレ』PHP研究所『しごとば 東京スカイツリー』ブロンズ新社
現在は千葉県在住 2男1女の父