疾走感 爽快感の味わいをぜひ
2004年7月 偕成社より発売
作 はたこうしろう
縦25.5センチ 横21.5センチ
表紙には虫取り網を持った少年が海を背に森へ走っている絵が大きく描かれています
少年はだいたい6歳ぐらいで小学生初めての夏休みかな
少年の夏休みを応援したくなるような絵
表紙を見たら思わず手にとってしまいたくなる絵本です
絵本の中には夏の暑い様子、セミの鳴く声、少年の息ゆうだちの雨音、、、色々な音が聞こえてきます
子供時代、待ちに待った夏休み
街並みは田畑や酪農の景色が広がる田舎
少年は田舎に帰省しているのかな
夏休みにちょっと成長していく少年の大きな大きな物語
日々冒険
日々成長
子供時代にしか味わうことのできない疾走感、爽快感が心地よい作品です
夏が退屈になったら読んでほしい
毎日暑くて
毎日仕事が大変
通勤も大変
毎日育児が大変
夏になるといつもこなしている仕事、育児、家事が大変になってくる
ちょっと夏が退屈になった時に読んでほしい絵本
うるさいセミの鳴き声
ゆうだちの雨音
人の足音
ちょっとだけ特別な音に聞こえてくると思う
暑くて大変な夏だけど
毎年たった一度しかない夏
楽しめるかは自分次第
作 はたこうしろう
1963年兵庫県西宮市にうまれる
色彩のセンスとユーモアがにじむ味わいぶかい曲線で絵本やイラストレーション、デザインなどの世界で活躍している
おもな作品に『しりとりあいうえお』『クーとマーのおぼえるえほん』『ゆらゆらばしのうえで』『雪のかえりみち』『小さくなったパパ』『ショコラちゃん』などがある