love

7.2【あなたが生まれた夜に】

自己肯定感をそっと上げてくれる絵本

アメリカでロングセラーとなった絵本

毎日仕事に育児に家事に

疲れた時にみてほしい絵本

縦25.5センチ、横25.5センチのスクエア型

表紙には可愛らしい北極ぐまとほほ笑む月

ゴールドの文字で「あなたが生まれた夜に」と少しぷっくりとした質感で書かれています

各ページはかわいい動物や虫が描かれていて

みんなとてもやさしい表情をしています

あなたが生まれた夜のことを色々な動物や、虫が大事に大切に想ってくれている絵本

人生の中には時折悲しくなる時や、辛くなる時があるもの

ちょっと気持ちが辛い時によんでほしい

あなたという存在を絵本の中でしっかりと肯定してくれて

日々目を向けている景色に応援されている気持ちになると思う

あなたという存在はとても大切で貴重なんだよ

という作者のメッセージが伝わってきます

4歳ぐらいからのお子様に向けて読むのもいいかも

自分もお友達も大切にできるようになれると思う

これから兄弟が産まれてくるお兄ちゃん、お姉ちゃんにもおすすめです

命の大切さ、尊さが少しだけ伝わればいいかな

私は息子に向けてこの絵本を読んでいるけど

時折、自分に向けても読むときがあって

仕事で疲れてしまった時や

家事が忙しくて雑になってしまう時

そして自分という存在を大切にできなくなった時に読んでいます

読んだ後はなんだか心がNeutralになって

すごく静かな気持ちを取り戻すことができる

また明日から自分らしく頑張ろうと思える絵本

自己肯定感

自己肯定感とは

ありのままの自分を肯定すること

飾らない自分を、ありのままの自分を肯定することはとても難しいこと

どうしても周りの人と比べてしまう時があると思う

学校の友達と自分を比べて

バイト先の人と自分を比べて

サークルの友達と自分を比べて

仕事の人と自分を比べて

両親と自分を比べる

そもそも自分は世界に一人だけなのだから誰かと比べても仕方ないのにね

個人を認めようとする動きはたしかにあるけど

動きだけであって、まだまだ点数だけで人を評価したり、

個人の好き嫌いで評価されたり、、、

そもそも人事評価といったように〝評価〟という言葉を人に使うのはどうなのかな

って思う時もある

自分の好きなことをして、好きに生きていいけたら幸せだけど

誰もがその通りに生きていくのは難しいよね

自分のことを自分でしっかり褒めてあげて

いつも心をNeutralでいること

簡単そうに見えて実は難しい

たまには自分をほめてあげてほしいな

作 ナンシー・ティルマン

米国オレゴン州ポートランド在住

グリーティングカードのデザイナー

2005年にあなたが生まれた夜にを発表

全米でロングセラーとなる

訳 内田恭子

1976年ドイツで生まれ、横浜育ち

小学5年生から高校2年生までアメリカのシカゴで過ごす

フジテレビアナウンサーを経て、テレビ・ラジオの他に執筆活動の場も広げている